顔面のコンプレックスを克服しようとした話(前編)
人間、自信の顔に対して1つや2つ大なり小なりのコンプレックスをもっているものではないだろうか、、
もう少し鼻が高かったら、もう少し唇がふっくらしていたら、もう少し目が大きかったら等、人の数だけ自身の顔にはコンプレックスがあるものである、、
と少なくとも私は思いたい。
自身に少しもコンプレックスのない人間がいたら、それは人類を遥か超越した存在か、もしくはただの間抜けだと思う。
かくいう私も自身の顔にはコンプレックスが多々ある、本来であれば自分のコンプレックスを他人に自白するなど、口が裂けても言いいたくもない事ではあるが
ネットであるここで私が自分のことをコンプレックスに満ちたドブスだと叫んだとて、リアルでの私が超絶美形MMK(※1)な存在である事は誰にも否定できないのである。
※1 モテてモテて困っちゃうの意
まぁ、私がここでいくら自分のコンプレックスを叫んだとて、大概の人は他人のコンプレックスなど、基本的にどうでもいい事なのであろう。
ついつい面倒くさいオタクみたいに前置きが長くなったが、
さて、私のコンプレックスは何かというと
「顔がでかい」
この一言につきる。
幸いなことに、私は世の中の平均身長と比べると「背の高い人間」に分類されるだけの身長がある。
だが、私の頭蓋はそれを持ってありあまる顔の大きさを誇る。むしろ身長が大きいのに加えて頭がでかいので、むしろ顔の大きさというものが、遠くからでも際立つ。
『幸いなこと』など何もなかった。
よく身長についての話になると、数値を述べた時点で羨ましがられる事があるが、
そのたびに思う、
あと5センチ身長を小さくしてもいいから、その分顔を小さくしたい。と
この頭蓋に加えて、割と華奢な体を持つため、この頭蓋と身長、そして華奢な体をもって、もはや芸術ともいえるアンバランスさを体現している。
HUNTER×HUNTERという漫画に、5大最厄と呼ばれるものがあるが、その中の古代兵器ブリオンを思い浮かべて頂ければ、それに近い状態が私である。
さて、コンプレックスをいくら自覚していても、受け入れる事はできず、
長い人生、ふと状況を打開する為に行動を起こす気にもなる
いくら自分の顔が大きい大きいとワンワン泣き叫んだ所で、何も変化は訪れはしない。
泣いたところであいも変わらず、私の顔は大きいのだ。
むしろ泣きはらした分、さらに顔のむくんだアンバランスな体系が鏡に映るばかりである。
そうと決まれば、まずは情報収集。インターネットを駆使すべく、私はパソコンを開いた。
1時間ものネットサーフィンの結果、どうやら世の中にいる
「顔の大きい人間」
という人種には大きく分けて3種類いるらしいという事が分かった。
そして、顔の大きさのの種類によって、顔の大きさを小さくできる可能性というのが異なるらしいのである。
リストアップしてみるので
是非同じ悩みの人は参考にして頂きたい。
1.顔がむくんでしまっている人 顔が小さくなる可能性:★★★★☆
◆顔の老廃物が溜まってしまい、顔がむくんでしまっているアナタ。
顔を小さくする対処法はリンパマッサージ!!老廃物を流すと顔が小さく戻ります。
2.太っている人 顔が小さくなる可能性:★★★☆☆
◆顔に脂肪がついてしまっているアナタ、対処法はまずはダイエット。
3.骨格レベルで顔が大きい 顔が小さくなる可能性:★☆☆☆☆
◆骨格レベルで顔が大きいので対処法は基本的にない。あるとすれば骨格を削るレベルの整形手術のみ。
この顔が大きい人種の分類であるが、顔を触ってみると、その触感の肉の感じでわかるらしい…
実際に触れてみた
どうよく見積もっても触った感じ、皮膚の0.3cm下には骨が待機している。
あらヤダ、詰んでる。
私は確実に骨格由来の顔のデカさのようである。
もう、私が顔を小さくするには整形しかあるまい
さらについでに整形について調べると、整形手術にはなんと安くて約160万円かかるそうである。
流石にそれはハードルが高い
どうか、骨を削らないまでも、骨格から顔を小さくする方法はないものか
そんなすがるような思いで私はネットを漂い続けた。
すると、ある一つのマッサージに行き着いた。
それが【骨気(コルギ)】である。
【骨】に【気】と書いて【コルギ】と読ませる。
このマッサージ、名前だけですでに、骨格レベルまで効きそうではないか
なんでも人間の頭蓋骨はパズルのように組み合わさっており、その骨と骨の間には若干の隙間があるそうである。
そしてこのコルギでは、頭蓋骨を直接の押す事で、隙間を埋め小顔にするのだそうだ
このコルギを体験して、実際に成功した例の一人が、かのパパイヤ鈴木らしい、、
そういや、最近パパイヤ鈴木なんて見てないな、と思いつつ
このコルギを受けて成功したという記事を読んでみる。
記事に映る彼を見ると
成る程、確かに顔だけではなく身体もスリムにったパパイヤ鈴木の姿がそこにはあった。
パパイヤ鈴木のアイデンティティ、トレードマークともいえるアフロは消え、髪は、少し強めなパーマをかけたロン毛、そして顔は、金で酒池肉林を作り上げた実業家の様な下卑た微笑みを浮かべている。
オーバーオールを着て「まいう〜」と微笑む彼の面影はもはや微塵も残ってはいない。
パパイヤ鈴木は日本男性として初めて単身コルギ60分18回コースを受けて、なんと顔の大きさが激変したらしい
顔が小さくなった証拠に
初回と最後に石膏でとったという彼の顔のマスクの添付画像があったが、たしかにこの二つのマスクの大きさは明らかに異なり、
受け終わった後のマスクは、とても小さくなっている。
「すごいな、コルギ。」思わず口に出てしまう、これこそ私が求めていたものである。
私の小顔への活路はこのコルギとパパイヤ鈴木に託された。
そうと決まれば予約である。
エステなんて行ったこともないが、人間何事も経験である。
そんな訳で、コンプレックスを解消するための方法を見つけた所で今回のブログはおしまいである。
結局やったことといえば、ネットサーフィンだけである。
そういうものなのだ、
次回、人生初エステ体験談&コルギ体験談をまとめようと思う。
期待せずに待っていて頂きたい。